出会い

2001年8月26日
新しい本との出会いはいろいろ。
たいてい本屋の平積みになっているところから、
おもしろそうな本をピックアップしてくることが多い。
その本が気に入れば、同じ作者の本を順に買ってくる。

装丁で買ってしまった本に、
京極夏彦「どすこい(仮)」がある。
京極堂シリーズが好きな私としては、
この本は好きではない。
というよりも、初めて読んだ時にはなんじゃぁこりゃぁ。
という感じだった。
市販されている本のパロディという形で話がすすんでいくのだが
(すべてお相撲さんが登場する)、
その中に『すべてがデブになる』という話がある。
このもとが森博嗣の「すべてがFになる」だった。
パロディはもとネタを知らないとおもしろくない。
これが以前から売れてる本として知ってはいたけれど、
なんとなく手を出さなかった森博嗣を買うきっかけだった。
「どすこい(仮)」は買った時後悔したけれど、
森博嗣との出会いをもたらしてくれた事には感謝。

こういう出会いもあるけれど、やはり一番好きなのは
本屋の棚から自分で選んでくること。
そして、今日も本屋に行ってきますわ。

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